1月30日、故・滝口宏先生のお墓に墓参に行って参りました。
滝口先生は、昭和51年卒の私が早実高等部に在学した当時の校長先生です。
私は入学式の時に早稲田大学大隈講堂で聞いた
滝口先生の「昨今、私服で通う学校が増えていますが、私たちは制服、制帽。
この教育方針に信念を持っております」との言葉が、今も脳裏に甦ります。
それは私が最初に早実魂を注入された瞬間でした。
滝口先生は私の恩師であると同時に早実卒業生以外で、唯一校友会会長を勤められた方。
私は校友会会長を拝命してから、墓参に行かなくてはいけないと思っていましたが、
会長として1期勤めさせてもらい、2期目に入った、この日にようやく墓参が実現しました。
1月30日は、滝口先生の26回目の命日。滝口先生と同じく私の恩師である、
昨年限りで定年退職された前田順一先生に同行してもらい、墓参することができました。
滝口先生は前田先生のお仲人を勤められた方でもあります。
前田先生と共に墓前で母校の発展に寄与した滝口先生に感謝の想いを込めて手を合わせました。
(文章:池田哲雄)