今年も、わが母校・早実にとって感動的な1年であるように願っています。昨年は硬式野球部が、5年ぶりに97回夏の甲子園大会に出場しました。
開会式では、早稲田実業学校の校賓であられる王貞治大先輩が始球式を務める重圧の中で、選手たちが準決勝に進出する快挙を達成してくれたことはいまも鮮烈な記憶となって脳裏に焼き付いています。
さらに夏の甲子園大会が開催されてから100年目を記念して、12月19日、20日に甲子園球場で行われた記念イベントでは、1915年の第1回大会に出場した伝説の10チームが集結。早実硬式野球部OB選抜チームが、神戸二中と対戦し、11対3で勝利を飾り、同イベントを大いに盛り上げてくれました。
校友会関西支部の皆様、みのり会の皆様、応援委員会OB有志も多数駆け付けて見守る中、同イベントに馳せ参じた選手たちがレジェンドと呼ぶに相応しい中身の充実したプレーを披露してくれたことは言うまでもありません。
2015年は、在校生並びに学校関係者の皆様、われわれ校友会にとっても、本当に素晴らしい1年だったと思います。
年が明けた、2016年1月14日には校友会、みのり会の共催で、新年会を盛大に行いました。本年がどのような1年になるか、藁谷友紀先生はじめ参加された、みのり会幹部の皆様、校友会の皆様と熱く語り合ったものです。
6月18日、19日には関西支部大会が、長野県黒部にて開催される予定です。さらに11月12日には第19回校友大会が、母校・国分寺校舎にて執り行われる予定です。どうか、皆様、母校の発展のために奮ってご参加ください。
今年も、母校の後輩たちの清き活動を支援するために精進努力して参りたいと思います。一期一会によって結ばれた縁の下に、校是と校風が与えてくれた精神の源流の中で、今年も新たな一歩を踏み出そうではありませんか。
これからも、皆様の開かれた校友会であることを心に誓いながら、前進して行きたいと思います。
校友会会長・池田哲雄(昭和51年卒)